September 05, 2012

私の夏




容赦ない太陽の陽射し

いろいろなかたちをした大きな雲

遠くで鳴り出す雷
そして追いつく雨

夕陽を追いかけて湾岸線を走るドライブ

東京湾の特等席で観た花火

珍しく足を運んだ沢山のパーティー

海も
山も

古い友達と過ごす安心感
新しい友達と過ごす、ちょっとした緊張感

毎週金曜日には官邸前へ

エアコンは極力つけない

夏が終わっていく焦燥感

日が短くなっていく


何かが大きく変わっていく
何も変わらないものもある

相変わらず、直感と感覚だけに頼る私
それがいいのか悪いのか

手のひらに乗せた砂のように
するりとこぼれた今年の夏
私の夏





秋の足音がしてきたから
今年もまたGonzalesのピアノ・アルバムを引っ張り出して聴く

こぼれた夏の欠片を集めて
胸のポケットに終いながら


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