December 31, 2011

thinking of North East




クリスマスに訪れた、山形の庄内地方。
銀世界というよりは、一面が真っ白い異次元の世界。
膝まですっぽり入る雪にただただ感動し、手がちぎれそうに寒いのにも関わらず、
私の目は子供の様にキラキラしていた(らしい)。


奄美大島で生まれ、宮崎で育ち、福岡でこれまでを過ごした私にとって、
東北地方とはまるで縁のない土地だった。
2年前の秋に初めて仙台を訪れたのが、私の東北デビュー。
去年は岩手の盛岡へ行き、
今年は、宮城へ3回、福島、山形と、
自然と磁石のように引きつけられていった。
その理由は勿論震災の事も有るだろうけれど、
自分の心の深い深い部分から発せられている電波の様なもの??
そんな気がしてならないけれど、これは理屈では説明できない。

これまで「感覚」だけで生きてきた私が、あの日を体験し、あの日を境に、
私自身を構築し直し、自らの手で選び直し、
少しずつだけど、自分の為の選択肢を色々と考えるようになった。
このブログをずっと見てくれている方にはきっとこの変化が分かるはず。


哀しみも喜びも同じくらい経験した2011年があと数時間で終わる。
これまでになかったとても静かな大晦日の夜を過ごしながら頭の中に浮かんでくるのは、
訪れた東北の風景と、友達の笑顔ばかり。

2011年を共に過ごして頂いた事に感謝します。皆様。:)





xxx

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