前回ブログを投稿したのが8月だったから、
真夏のうだるような暑さの中、パソコンに向かっていたんだなと思った。
今は部屋着もキャミソールや短パンではなくてパーカーを羽織っている。
季節はいつの間にか過ぎてゆく。
その瞬間を感じる時間が好き。
だけど、夏から秋に移り変わる時間はもう毎年センチメンタルになる。
9月、友人のお誘いで東京に住んでいる40代の人々のポートレイトのモデルに誘われた。
普段、撮られるより撮る方が好きな私にとってはちょっとした冒険。
写真家である、吉田ジンさんのコンセプトにとても共感出来たから引き受ける事にした。
ジンさんは女性の方で、NYに約10年在住し、絵と写真の制作・展示(空間のポートレイトや物・無機物がメイン)をやってこられた、とても興味深い方だ。
彼女が日本に帰国して1年が経過して、急に人を撮りたい!という衝動にかられたらしい。
自分の興味が「生から死のアプローチ」に変化してきたかもと。
何故40代か?というコンセプトはジンさんからの文章を転載(抜粋)させてもらう。
40代限定の理由:
人生のほぼ半分の地点であろう40代。
別段若くもなく、別段年寄りでもない。
けれど昔の40代(私たちが生まれた時代に40代だった人々)と比較すれば
格段に若く、社会の常識やルールも自由になってきた時代に、
オトナになった、もしくは、いまだオトナになりきれていない世代。
こういう機会はなかなか無いであろうから、二つ返事でお受けした。
勿論、このコンセプトにとても同意したから。
9月の終わり頃、撮影したものだけど、仕上がりの写真を私は見ていない。
きっと、鏡で毎日見ている自分の表情とは違った表情になっていると思う。
18人のポートレイトの中に私が居る。
それだけで、光栄だなぁって素直に思う。
お時間ある方は是非見に行ってみて下さい。
10/26(土)10/27(日)は、ジンさんも在廊されてます。
Zin 写真展
TOKYO 40s
2013年10月21日(月)〜10月27日(日)
Place M
www.placem.com
東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F
12:00~19:00
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