July 23, 2011

Beastie Boys vs Spike Jonze


BEASTIE BOYS / Don't Play No Game That I Can't Win ft. Santigold
 (directed by SPIKE JONZE)


私が初めてBeastie Boysのライヴを観たのは、
94年の「Ill Communication Tour」の福岡クロッシングホール。
人生の中でもベスト3に入る程の熱狂と大興奮のライヴだった。

その頃のクロッシングホールは夜21時にスタートするのが通説で(同時期に観たBrand New Heaviesもそうだった)、その頃ビースティーのお抱えDJだったDJ Harricaneが前座でDJしていたっけ。何故かその日に限って、エーグルのレインブーツを履いていたのだけど、会場の余りの熱気にブーツもムレムレ、途中で脱いだ記憶もある。
あんな狭い空間でビースティーを観れるなんて夢のようだったし、当時の私にとってライヴは生活の一部だっただけに、観客の8割を占める男の子達に混じって、有る意味恍惚の時間を過ごしたとても最高なライヴだった。というか、あれはもう歴史的一夜ぐらいの位置づけかも。

福岡では自転車で通勤するのが日常だったので、ちょっと元気を出したい時はCDウォークマンに「Ill Comminication」のアルバムをセットして、帰り道にノリノリでヘッドフォンから流れる音にブンブンと首を振りながら自転車を漕いでいた。
純粋に、アドレナリンに直結する音楽だった。
まるで、男の子みたいに。

そのアルバムの中でも、Spike Jonzeが監督した「Sabotage」を観た時の衝撃といったら!



BEASTIE BOYS / Sabotage


基本的にアメリカという国にあまり興味はないのだけど(行ってみたいのはNYC)、ビースティー周辺、ソフィア・コッポラ周辺、ソニック・ユース周辺はたまらなく好きだったりします。

まぁ、いかにもアメリカ的なバカなPVなんだけどね。
シュールな部分があるから好きなのかもね。


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