February 11, 2016

2016年は小泉今日子で幕が開いた




2016年になって、もっぱらキョンキョンのことばかり考えている。
きっかけはNHKのお正月ドラマ番宣での
薬師丸ひろ子さんとキョンキョンのインタビュー番組だった。

もちろん昔からキョンキョンは大好きで
常に面白い人脈との作品作りやその可愛さに動向は気にしてはいたけど、
私も40代過ぎて、一人の女性として昔と見る目線が違ってきている。

そのインタビュー番組で、
2005年〜2014年に読売新聞の書評欄で綴っていた『書評集』が取り上げられていた。
すぐさま、Amazonをポチッとしたけど本が手元に届くまで10日以上かかったものだから、
本を手にした時の喜びはひときわ感動ものだった。


その中でも反響の大きかった書評があり、
その文章に救われた、というか一人の女性として同じ思いをしていたんだなぁって
キョンキョンがすごく近い存在に思えるその一文は、
人に言えない私の気持ちを優しく代弁してくれていた。
インタビューの中でキョンキョンは、
『書評では本のテーマに沿って自分の感情を書くことができる』
と言っていたけど、こういう素の感情ってやっぱり心を掴まれる。


『四十九日のレシピ』伊吹有喜〜書評の序文

四十歳を過ぎた私の人生の中で、
やり残したことがあるとしたら自分の子供を持つことだ。
時間に限りがあることだから、ある年齢を過ぎた女性なら一度は真剣に考えたことがあると思う。
家族の再生を描いた心優しいこの物語を読んで、
私はそんな思いから少しだけ解放された。


そして、締めの文章。
私、正直言って涙が出ちゃった。


子供がいようがいまいが、
大切な人に惜しみない愛情を注げる人になりたいと思った。
形のあるものじゃなく、誰かの心の中に、
ほんのりと温かい小さな光のような思い出をいくつか残すことが出来たら、
自分の生きた人生にようやく意味を感じられるような気がした。



なんかね、
ありがとうキョンキョンって思います。

そしてこの書評を機に、また本を読むようになった。




そして、2月4日に五十歳を迎えたキョンキョンを大特集した一冊。
自宅でくつろぐ素っぴんのキョンキョン、それだけでも買いなのだけど、
アイドル時代からのシングルやアルバムのアーカイブ、
そして「わたしの中の小泉今日子」と題して、
キョンキョンにゆかりのある人たちによるエッセイやインタビューが
誰も知らない小泉今日子で素晴らしかった。
特に、吉本ばななさん、小竹正人さん、糸井重里さん、
そしてキョンキョンのお母さんの由美さんが綴ったものが素敵だった。

媚びない、自然体のひと。
キョンキョンが50歳になったら『50も悪くないね』とみんなが思っちゃう。
あと、あの声。
まるで魔法にかかってしまうようなあの声が私は大好き。


というわけで、
2016年はテーマは「目指せ!表参道の小泉今日子」で向かいます。
そして、死ぬまでに一度は本人に会ってみたい。
夢のまた夢だけど。



最後に一番好きなCMを。
小沢くんとスカパラのNARGOさん共演のブリリアントな作品。
今年の夏はこんなブルーのワンピースを見つけようかな。





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2月のDJはこちら👇
2/12 BLOCK PARTY 下北沢 THREE
2/13 mitte vol.2 銀座pour cafe
2/14 ???外苑前 Office
2/15 good so good 渋谷 Organ Bar
2/20 New Sound 代々木八幡 New Port




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