February 04, 2016

ルールに則って:オカルト女子児童

そして突然にBlogを復活する。

まずは基本的なルール作りから。

1. 毎週木曜日に更新すること
2. 特に一週間に1投稿とは決めないこと

うん、たったこれだけでいい。

他人から決められたルールには、
私、そんなに大人じゃないので先が続かないし窮屈で死にそうになる。
そんなら自分だけのルールを決めてしまえば、
例えそれを破ったとしても自己の問題として対処可能。

何よりも文章を書くという行為を愛したいと思う。
それは自分自身を見つめ直すことであり、
常日頃感情に振り回されていることに対しての特効薬であり、
短い人生の瞬間を切り取ること。


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私に何かクリエイティブなことって出来ないかな?
楽器も弾けないし、絵も描けない、
写真を撮ることは好きだけど日常を記録するくらいでいい。
曲作り?
うーん、作っては見たいけどまだムクムクと創作意欲が湧かない。

それなら、Back to Basic。
一旦子供に立ち返ろう。

私は子供の頃から本を読んだり、空想で小説を書いたりするのが好きだった。
両親が共働きで、朝も夜も家に居なくて、その頃まだ妹も生まれていなくて、
私は一人で家で過ごすことが多かった。
特に母親は厳しくて、私が友達と遊びに行ったりすることもなかなか許して貰えなかったこともあって、母親に怒られないようにしまいと、手のかからない良い子を演じていた。
一人で家で過ごす時は本を読んだりテレビの歌番組や映画に夢中になった。
今回はその本と映画のお話。(テレビの歌番組の話はまた今度)

小学生になる前から、親からたくさんの本や絵本を与えられ、
『これを読んで一人の時間を楽しく過ごしなさい』的な教育方針だったのかもしれないが、
幼少の私の周りにはいつもたくさんの本があった。
小学2年生になった時に、両親と担任の清水先生が公私ともに仲良くなり、
自宅に遊びに来たりしていた。
私はその時、本を読むだけでは飽き足らず、童話(今で言うハリーポッターみたいなファンタジーなお話)を自作していて、そのお話を家に遊びに来ていた清水先生が読んでくれた。
清水先生はすごく感激してくれて「みゆきは将来小説家になるような才能があるよ!」と、褒めちぎってくれ、私は「そうか、将来は小説家になるんだー」なんて、
漠然と自分の将来を夢見ていた...。

それがその2年間の間でよくわからない方向に行ってしまう。

小学4年生の頃、授業の課題で『物語を自分で作ろう!』的なことがあって、
その頃の私はといえば、オカルト映画に夢中になるような、かなりアブない子供に変貌していた。
「ポルターガイスト」、「オーメン」、「サスペリア」、漫画「エコエコアザラク」とか好きな小学4年生の女子児童。
今自分に子供がいたとしてそんな事に興味持ってたら、
なんて言ってあげられるんだろう笑。
そんなアブない女子児童の私が、精魂込めて作り上げた課題の物語は、
「オーメン」をまんまサンプリングした、悪魔の子供にまつわるストーリー。
ラストは、悪魔の子供と見抜いた牧師が落雷によって落ちてきた教会の十字架にグサリと刺さって死んでしまうという、「オーメン」を知っている人にとっては苦笑いの内容。
その物語を担任の先生が読んだ後の、顔面が引きつった表情を未だに忘れることが出来ない。
特に「あなた、大丈夫?」とも親にも連絡されなかったけど、
今思うと、先生はきっと背中に旋律が走ったのだと思う。
あれは、恐怖に脅えていた表情だった。

結局、小説家にも悪魔崇拝なオカルト信者にもなれなかった私。
文章を書くのが好きで、それが上手いとか下手とか言っちゃうと下手にはなるんだろうけど、こうやって一つ一つ言葉を紡いでいく作業は、オカルト女子だった頃から変わらない。
結果、私が出来るクリエティブなことは文章を書く、という発見だった。
ルールに則って、これから綴っていきたいと思います。




xxx







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